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お知らせ

顧問先通信 顛倒夢想

令和六年卯月 顛倒夢想(てんどうむそう)

今年もよろしくお願いします。年初から動転の時代の始まりです。一歩一歩歩きましょう。

いざ進化日本起動

🔳進化日本の夜明け
2024年1月は近年にない長い一ヶ月でした。能登半島が4メートル隆起の地殻変動地震の元旦で始まりました。住民には全力で救済しましょう。私も微力ですが4団体と協力し6万円を送らせて頂きました。

しかし、この100年、4年に一度M7クラスの災害が起きるという頻度で、日本はまさに災害大国です。その都度、付け焼き刃で終わらせるのは子孫に申し訳ない。そこで明日は我が町、日本列島が全員立ち上がって、災害を生かした防災立国(レジリエント・ジャパン)を創りましょう。

その資源は高齢少子化の市町村の知恵です。高齢者の経験的知恵と、若者の活力です。そのパワーを取引するレジリエント・ジャパン・フェアを毎4年開きましょう。

この活動の背後には、もっと大きなゴールがあります。世界の経済は17世紀にデカルトが物心二元論を提唱したことで動転しました。心は心理現象であり、モノづくりには不要である。

そこに神と僕は別物、労働は苦というキリスト教の概念が重なり、心や人間性を捨てた科学技術が台頭、湯川秀樹や梅原猛の言葉で「人でなし」経済が始まり、他人投資家による拝金資本主義が地球を覆い現在に至っています。その成果物は大量のゴミとCO2の地球。

さて、日本列島を考えますと、縄文から明治まで進化した自給日本のDNA(器用・工夫・品質・信用と和の団結)は、明治政府の舶来主義で、西洋の拝金主義に侵され、澁澤榮一が経済(そろばん)は論語(心)と同一だと「論語とそろばん」を出版しましたが、拝金主義のブルトーザーに踏み潰されて今日に至っています。

さて、現在の日本列島は、高齢少子化、人口減で毎年山梨県相当の80万人が減り続けています。票取り政治家は、美辞麗句で本心が語れず。利権行政はサラリーマン根性で身を守るのが必死。農地放棄、大都市集中が進んでいます。どこに西郷さんはいるのか、どこに松陰はいるのか状態です。

その機に先月伊藤伸さんの「くじ引き民主主義」の講演を聞きました。真面目な町役場の討論を、くじ引きで集まった町民が、自分の言葉を吐きあううちに現実的な結論に向かうという実例紹介でした。目から鱗です。さてできることから始めましょう。

  1. 過疎の町村で高齢少子が集まり、伝統に耳を貸し、名産を確認し、新名産を開発する。そこに全国民共通の防災名品を生む。手伝います。
  2. 防災名産品は4年ごとのレジリエント・ジャパン・フェア(市)に出展し、お互い取引をする。輪島の朝市のように。手伝います。
  3. この活動を続けることで、明治以前の自給日本にDX技術によるIKIGAI社会を醸成していきます。これが進化日本の絵姿です。未来は過去にあり。別紙に進化日本のメモを書きましたので、ご批判ください。

 

🔳目から鱗の祈りびと
先月、マンフレッド・クラメス氏の話を聞きました。

ドイツ人で、霊能やスピリットに関心のある若者時代に来日し、曹洞宗で2年修行、その後インドでヨガ、アーユルベーダーを学び、 アガスティアの葉の霊力に触れてきました。

そこで、アジア人の強い霊力の秘密は祈りの強さであると。論理を超えたところに祈りの強さがあると。言葉で言えば「風」とも言った。風の語源の中には大自然から来る神の気の流れという解釈もある。特に僧たちの般若心経の声明には、鬱をも消し去る霊力があると。

韓国の三点触診法は、三点で脈を取ることで病を当てるが、その話に至った時、私がソニーの創業者井深大は三点触診の測定法を研究していた。さらに超能力研究所も作っていたと話したら強い興味を持ち、今度食事することになった。

🔳北海道ビズファームセミナー
2024.3.12は、脳科学者で日立のフェローをされている小泉英明さんのご登壇で、D X時代の生成A Iなどと脳の働きについて話していただく。

彼はソニーの理科教育振興財団の理事もされ、幼児教育にも造詣が深い先生ですので、生身の人間として AIの話を聞くのも楽しい。ぜひ、ご参加ください。ズームOKです。
https://tactics.hp.peraichi.com/bizfarm2023

2023.2.1 田村槙吾

顛倒夢想(てんどうむそう)

ヒトの身体は原子10の28乗個の小宇宙。たかだか数百万個程度の言語で頭を悩ますより、大宇宙の波動を感じよう。

見えるニュースと見えない裏話があってはじめて社会が観える。ここでは、裏話を書きますが、裏は公表されません。曇り空の雨傘と考え、ガセネタ容赦でお読み下さい。

“うらをみせ おもてをみせて ちるもみじ” 大愚良寛

倫理なきネットメディアの氾濫、仁義なき経済の略奪戦の現代、何を信じて良いかわかりません。こんな時に “廓然無聖” という言葉に出会いました。

坐禅を伝えた達磨太子の言葉で、“大自然から見ると聖人も凡人もない”という二元論全否定の言葉です。そこで大自然からみて、邪念のない経営を”報徳経営論”と私は呼ぶ。

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